ごあいさつ

昨今では何かと小さいうちからお習いごと先行が目立つように思います。
英才教育、詰め込み教育…今の時代、忙しいのは親だけでなく子どもたちも幼少期から大忙しです。幼児期の教育、学習は確かに大切かとは思われますが、今現在世間をにぎわせているような教育は果たして必要不可欠かというと少し疑問が残ります。
働く親として、教育やしつけ、礼儀作法…、一緒に時間を忘れるほど遊ぶ時間、仕事が終わり、家に帰れば食事の用意、お風呂に入れ寝かしつけ、お天気が良ければお洗濯、お休みの日はやっと骨休め…のつもりができるようでできません。
どんな人にも公平に、1日は24時間しか与えられていません。
そつなく十分に行き届かない子育ての現実。
することが多すぎて毎度先延ばし、明日には…明日からは…明日こそは…と焦燥感と不安に陥ります。
TVや雑誌などを見る限り、やらせていて当たり前、やらせなければならない、やらせてないと遅い、と焦らされる社会に、親自身自分がやりたいこと、親が子供にやらせたいこと、子どもが本当に望んでいることのバランスが崩れて本来のあるべき姿が見失われているように思えます。

もっとシンプルに戻しませんか。

人間として一番基礎に大事なものは「生きぬくチカラ」。

親として親だけでどこまでのことが子供にできるのだろうか。
ずばり、限界というものはあるのです。

世の中はたくさんの力が関わり合ってやっと一つのものが完成する、人間もそうです。
たった1人を育て成長させるのにどれほどたくさんの力が必要なことか。
社会とはそういうものであり、また、社会の中で役割分担があってこそ成立するのだと考えます。
子どもたちが大人になるのはたくさんの力の結集です。


ひみつきちでは、農家の方々による心温かいお計らいのもと無料で提供していただけるおイモほりや、竹やぶをお持ちの方によるタケノコほりやふきのとう、つくし摘みの散策、初夏には田植え、空き地のご提供よるバザー、夕涼み会やお月見会など、ご厚意イベントを調整して、認可外保育園であろうともどこまで認可保育園に近づけるか、日々努力し、少しづつ少しづつ定例行事に組んでゆきたいとも思っております。

ひみつきちは地域の皆様によるご協力で成り立っております。

保育園という名の下ではありますが、お子様のお世話はもちろんのこと、何よりも大事なのは環境の整備が遅れ、現代社会の矛盾に苦悩される保護者様のサポートだと思っております。
忙しくしていた父や母の笑顔や、楽しそうにしている姿は何よりも嬉しかったように記憶しております。
少しでも息を抜く時間作りのお手伝い、笑顔の容量を増やすお手伝いができればと心より願っております。


親の笑顔あってこそ、子供は笑顔になる。
楽しさの中に「学ぶ」はついてくる。
あたたかい環境の中に健全な「成長」が生まれる。
そう信じています。


ひみつきち